フレームシステム
フレームシステム
特徴1
yess建築の建物の構造は左の図のようになっています。梁間方向を大スパンのラーメン架構(※)、桁行方向をブレース架構(※)とした鉄骨造の低層建築を基本としています。建物を構成する部材はyess建築独特のものですが、yessシステム建築製作工場は自動BH製作ラインや薄板軽量形鋼ロール形成機を有しており、低コストでの独特な部材の製作を実現しています。
特徴2
ラーメン架構の主柱大梁は高強度の変断面BH材(yessテーパーフレーム)で構成されています。yessテーパーフレームは高張力材を使用し、ウェブ幅厚比150の薄板構造にすることで大幅な軽量化を実現し、大スパンを可能にしました。
特徴3
ラーメン架構の接合部は高ボルト引張り接合であるエンドプレート接合を採用しています。また母屋と銅縁は大型の薄板軽量形鋼で構成されており、従来に比べて大きな桁行方向のフレーム間隔を設定できるようになりました。
※ラーメン架構
ラーメンとはドイツ語の「枠」を表す言葉です。ラーメン架構は、柱と梁が一体となって力を受けても接合部分が変形しないように溶接やボルトなどによって強力に接合された構造のことです。
※ブレース架構
柱と梁の構面内に斜材を入れる構法です。斜材の掛け方によって、X形やK形があります。